最近のデパートのスキンケアコーナーは、デリケートゾーンケア用品が充実しています。またドラッグストアのナプキン売り場にはケア用品も一緒に並んでいて、私たちにとってデリケートゾーンケアは身近なものとなっています。
スキンケア、ボディケアはあたりまえ、デリケートゾーンまできちんとお手入れするのがイマドキのトータルケアといえるようです。
なかでも、特にデリケートゾーンケアに力を入れてほしいのが40代からの女性でしょう。
今回は、40代からのデリケートゾーンケア事情をくわしくご紹介します。
デリケートゾーンケアとは
スキンケアとボディケアでは、それぞれ専用のアイテムを使う人が多いのではないでしょうか？
同じようにデリケートゾーンにも専用のソープや保湿クリームがあります。それは、専用アイテムを使ったほうがトラブルが少なく、スキンケア効果もあがるからです。
日々の生活や年齢によるホルモンバランスに大きく左右される部分なので、できるだけ清潔に心地よい状態にしてあげることが大切です。
専用ソープで洗う
デリケートゾーンは弱酸性に保たれています。一般的なボディソープはアルカリ性なので、これらを使うと肌に負担がかかってしまいます。そのため、専用のソープを使うことをおすすめします。
また排せつ物などの汚れがたまりやすい部分なので、細部までそっとていねいに洗いましょう。
しっかり保湿をする
きれいに洗ったら、かならず保湿をしましょう。専用のローションやクリームをていねいにぬってあげるとしっとりとしたお肌になってくるのを実感します。
デリケートゾーンはショーツの中で蒸れたり、摩擦でこすれたり、また排せつ物が付着したりとかなりハードな環境下にあります。きちんとケアをすることで肌トラブルを防ぐことができますよ。
40代からの女性ホルモンによって起こる身体の変化
40代になると、徐々に身体が以前とは変化してきていることに気付くのではないでしょうか？いつもより早く生理がきたり、なんとなくやる気が出なかったり…
これは、年齢による女性ホルモンの影響です。きちんと理解して受け止めることが大切です。
生理周期の乱れ
個人差はありますが、40代になるとだんだん生理周期が短くなり出血量も少なくなってきます。
生理周期を記録したり、基礎体温を測ったりすることで予期せぬ事態を防ぐことができそうです。
自律神経の乱れ
ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響が出てきます。なんとなくだるい、頭痛がする、など人によって症状は異なります。
無理せず、ゆっくりと過ごす時間をつくりましょう。
肌の乾燥
40代を過ぎたころから、おりものの量が減ってきていることに気づく人もいるでしょう。
ホルモンバランスの乱れにより分泌物の量が減り、膣内の潤いが失われ始めます。それにともない、デリケートゾーンの乾燥も進んできます。
専用のローションやクリームでたっぷり保湿ケアをすることで潤いもでてくるでしょう。
40代からのデリケートゾーンの悩みと原因
デリケートゾーンの状態が以前と変化することで、新たな悩みが出てくる人も多いのではないでしょうか。
これらの変化は、40代を迎える多くの女性に起こることです。自分の体の変化を認識して受け入れてあげることで、少しづつ対処法がみえてくるでしょう。
性交時に痛みが出る
これは、ホルモンバランスの乱れが原因です。デリケートゾーンの乾燥や、膣内の分泌物が少なくなってきたためです。
保湿をしっかりとして、膣内にも使えるローションなどを活用することで解消されますよ。
肌が炎症を起こしやすくなる
デリケートゾーンが乾燥すると、ショーツでこすれて摩擦が起こりやすくなります。そのため、肌が炎症を起こしやすくなってしまうのです。
また、摩擦が起こる原因として、ショーツのほかにアンダーヘアがあげられます。
最近はVIO脱毛も常識となりつつあるので、検討してみるのもよいかもしれませんね。
40代からの女性におすすめのデリケートゾーンケア
40代になると、身体の変化にともなって今まであたりまえにしていたケア方法が合わなくなってくることがあります。だからといって、何から変えていけばいいのかとまどってしまいますよね。
そんなときは、まず身近なことから見直してみましょう。
下着を変えてみる
自分が身につけている下着を、一度見直してみましょう。化学繊維がデリケートゾーンに触れているようなら、通気性のよいコットンに変えるとよいかもしれません。
また、肌に食い込まないようなサイズやデザインの下着を選ぶとよいですね。
食生活を見直してみる
デリケートゾーンと女性ホルモンは密接な関係にあります。女性ホルモンに必要な栄養素が含まれる食品を生活に取り入れるとよいですね。サプリメントを活用するのもよいでしょう。
VIO脱毛を検討する
日常的にアンダーヘアの自己処理をおこなっている人は、デリケートゾーンを無意識に傷つけてしまっている可能性があります。40代を過ぎるとデリケートゾーンは女性ホルモンの影響で敏感になりがちです。自己処理によって乾燥が進んでしまうのは心配ですね。
思い切ってVIO脱毛を検討してみるのもよいかもしれません。
まとめ
今回は、40代女性のデリケートゾーンケア事情をくわしくご紹介しました。
20代や30代の身体とは少しづつ変化していくことは誰もが経験することです。
正しい情報を取り入れて、快適なアラフォーライフを楽しみたいですね。